大手キャリアから格安プランに変えるといくら節約できる?節約額の計算方法と乗り換えの判断基準

大手キャリアから格安プランに変えるといくら節約できる?年間5万円以上…を解説する記事のアイキャッチ画像 通信とスマホ

スマホ代を下げたいとき、まず気になるのが「乗り換えると実際にいくら安くなるのか」です。ただし節約額は、今のプランに適用されている家族割や光回線とのセット割によって大きく変わります。割引を受けていない場合と、割引を最大限受けている場合では、同じ乗り換えでも年間の節約額が2倍以上違うこともあります。本記事では、公式の料金を使った計算例と、自分の節約額を正しく計算する手順を整理します。

乗り換え先の4つのタイプ

タイプ 主な例 特徴
大手キャリアのメインプラン ドコモ、au、ソフトバンク 店舗でのサポート、家族割や光回線とのセット割がある。データ無制限のプランが中心
オンライン専用プラン ahamo、LINEMO 大手キャリアの回線を使い、申し込みやサポートはオンライン中心。家族割などの割引は基本的にない
サブブランド UQ mobile、ワイモバイル 大手キャリア系の割安なブランド。店舗があり、自宅の光回線とのセット割もある
格安SIM(MVNO) IIJmio、mineoなど 大手キャリアから回線を借りて提供。料金は安いが、混雑する時間帯に速度が落ちやすい傾向がある

オンライン専用プランの料金は、2026年9月時点で次のとおりです(税込)。

  • ahamo:2026年11月30日までは30GB 2,970円。2026年12月1日から40GBまで3,135円/60GBまで4,125円/120GBまで5,115円の段階制
  • LINEMOベストプラン:3GBまで990円/10GBまで2,090円
  • LINEMOベストプランV:30GB 2,970円(1回5分以内の国内通話無料)

公式の料金で計算する例:eximoからahamoへ

ドコモの「eximo(無制限)」を使っている人がahamoへ変更する場合を、公式の料金で計算してみます。eximoは2025年6月に新規受付を終了していますが、契約中の方は使い続けられます。

比べる条件(税込) eximo(無制限) ahamo 月の差額 年間の差額
2026年11月30日まで・割引なし 7,315円 2,970円 4,345円 52,140円
2026年11月30日まで・eximoの割引を最大まで適用 4,928円 2,970円 1,958円 23,496円
2026年12月1日から・割引なし 7,865円 3,135円(40GBまで) 4,730円 56,760円

eximoは家族割や光回線とのセット割などで最大2,387円の割引を受けられます。割引を最大まで受けている人と受けていない人では、同じ乗り換えでも年間の節約額に2倍以上の差が出ます。また、ahamoはこれらの割引の対象外なので、家族の中で1人だけ乗り換えると、残る家族の割引が変わることがあります。自分の節約額は、必ず今の請求額をもとに計算してください。

自分の節約額を計算する手順

  1. 直近3か月の請求額を平均し、端末代金と通話オプションを分けて把握する
  2. 直近3か月のデータ使用量を確認し、必要な容量を決める
  3. 乗り換え先の料金を、割引なしの金額と条件付きの割引後の金額の両方で書き出す
  4. 解約金、端末代金の残り、キャリアメールの持ち運び費用などの付随コストを加える
  5. 家族で回線を持っている場合は、自分の分ではなく世帯全体の請求額で比べる
1今の料金を確認明細3か月分2使用ギガ数を把握3候補を実質月額で比較4乗り換え手続きMNP
節約額は「今いくら払っているか」を把握しないと計算できない。まず明細から始める

見落としやすい付随コスト

項目 内容
解約金 契約によっては解約時に発生する場合がある
端末代金の残り 分割払いが残っていると、乗り換え後も支払いが続く
事務手数料 乗り換え先で初期費用がかかる場合がある
キャリアメールの持ち運び 今のアドレスを使い続けるなら月額がかかることがある
家族割・セット割の変化 1回線抜けると、残る家族の割引条件が変わることがある

乗り換えで後悔しないためのチェックポイント

1. 実際のデータ使用量を確認する

「無制限だから安心」と思っていても、マイページで直近3か月の使用量を確認すると、思ったより少ないことがあります。自宅や職場でWi-Fiを使っているなら、容量の小さいプランで足りる場合もあります。一人暮らしで自宅の回線も見直すなら、一人暮らしのネット回線の選び方もあわせて確認してください。

2. 店舗でのサポートが必要か考える

オンライン専用プランや格安SIMは、店舗でのサポートがないか有料です。設定や手続きを自分でできるならデメリットは小さく、対面で相談したい場合は店舗のあるサブブランドが向いています。サブブランドの違いはUQモバイルとワイモバイルの比較で整理しています。

3. 光回線とのセット割を確認する

自宅の光回線とスマホのセット割を組んでいる場合、スマホを乗り換えると割引が外れることがあります。セット割は1回線あたり、ドコモ光セット割で最大1,210円、ソフトバンクのおうち割 光セットで最大1,100円(ワイモバイルは最大1,650円)、auスマートバリューとUQ mobileの自宅セット割で最大1,100円です(プランにより異なります)。乗り換え後のスマホ代の下がり幅と比べて判断しましょう。

乗り換えを判断する比較軸

比較軸 大手キャリアのままが向く人 オンライン専用・格安が向く人
店舗サポート 対面での設定や相談を重視する アプリやチャットで自分で手続きできる
データ量 無制限・大容量を毎月使う 毎月の使用量が決まった範囲に収まる
家族割 家族の回線が多く、割引が大きい 1人で使っている、割引が少ない
端末購入 キャリアで端末を分割購入している 端末は別に用意できる、残りの支払いがない

よくある質問

通信品質は落ちますか?

オンライン専用プランやサブブランドは、大手キャリア系の回線を使います。回線を借りて提供する格安SIMは、混雑する時間帯に速度が落ちやすい傾向があります。乗り換え先がどのタイプかを確認してください。

店舗サポートがなくても大丈夫ですか?

オンライン専用プランは、店舗でのサポートがないか有料です。設定に不安があるなら、店舗のあるサブブランドを選ぶか、手続きを手伝ってくれる人がいるときに乗り換えましょう。

いつ乗り換えるのがよいですか?

端末代金の分割払いが終わったタイミングが無難です。解約金の扱いは契約によって異なるため、今の契約の解約条件を先に確認してください。ahamoのように料金の改定が予定されているプランは、改定後の料金でも比べておきましょう。

家族のうち1人だけ乗り換えても得になりますか?

1回線抜けることで、残る家族の家族割やセット割の条件が変わる場合があります。自分の料金だけでなく、世帯全体の請求額が乗り換え前後でどう変わるかを計算してください。

まとめ

  • 節約額は、今のプランで受けている割引によって大きく変わる
  • 公式の料金で計算すると、eximo(無制限)からahamoへの変更は、割引なしで年52,140円、割引を最大まで受けている場合は年23,496円の差(2026年11月30日までの料金)
  • 自分の節約額は、直近3か月の請求額と使用量から計算する
  • 解約金、端末代金の残り、家族割の変化などの付随コストも差し引く
【2026年9月 最新調査】情報の正確性に関するご案内

本記事の料金や割引額は、2026年9月時点で各社の公式サイトに掲載されている内容(ahamoとドコモの一部プランの2026年12月1日の料金改定を含む)をもとに編集部が確認しています。料金は変更されることがあるため、乗り換え前に各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。

本記事の計算例は、2026年9月時点で公式サイトに掲載されている料金(税込、機種代金を除く)をもとにしています。実際の請求額は、端末代金の分割払い、通話オプション、割引の適用状況などによって異なります。

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